償却資産の評価及び税額の算定

償却資産の評価

償却資産の評価は、資産の取得価額を基礎として、取得後の経過年数に応ずる価値の減少 (減価) を考慮して評価します。
減価償却の方法は原則として定率法で、算式は次のようになります。

前年中に取得された償却資産の評価

取得価額を基準とします。

評価額 = 取得価額 × ( 1 - 減価率/2 )

前年前に取得された償却資産の評価

前年度の評価額を基準とします。

評価額 = 前年度の評価額 × ( 1 - 減価率 )

前年前に取得され、新たに課税となる償却資産の評価

前年度の評価額が存在しないので、次の算式により算出します。
評価額 = 取得価額 ×(1-減価率/2) ×( 1-減価率) (前年までの経過年数-1)乗

※ 前年前に取得された償却資産の評価額を算出した結果が 、(取得価額 × 5/100 ) により求めた額よりも小さい場合は、 ( 取得価額 × 5/100 ) により求めた額を価格とします。


定率法による減価率表(評価基準別表第15耐用年数に応ずる減価率表)

⇒ Excel(13KB;Excel形式) PDF(45KB;PDF形式)

税額の算定

評価額と理論帳簿価額 (月割償却によるもの) を比較し、そのいずれか高い方の額をもって課税標準額とし、次の式により税額を算定します。

課税標準額 × 税率 ( 1.4% ) = 税額

※ 償却資産について課税標準額の合計が、150万円に満たない場合には固定資産税は課税されません。

お問い合わせ
総務部  税務課  固定資産評価担当
TEL:0942-94-5636