平成31年1月15日
平成31年1月15日(火)10時30分から12時まで、ベビーマッサージ教室が開催されました。
天気は、曇り時々雨という悪天候の中、1歳の男の子とママが参加されました。
今回は、寝んね期の赤ちゃんと違い、活動的になった赤ちゃんに対してのマッサージを教えていただきました。
マッサージのポイントをおさらいしてみましょう。
・マッサージの時間は10~15分
・マッサージオイルはたっぷり使います
・優しく穏やかなタッチ、程よい力加減のストレッチでメリハリとリズムを楽しみましょう
・必ずしも全身を行う必要はありません
・体のバランスが良くなるように、なるべく左右対称に行いましょう
・赤ちゃんが嫌がる時は、中断しましょう
・赤ちゃんがして欲しいことに寄り添いましょう
自分の身体を自由に動かせるようになってくる、月齢7か月くらいからの赤ちゃんに対しては、抱っこして片側づつ片手でマッサージしても大丈夫です。右側を施術、のち今度は左側、というように左右対称になるように、抱き方を替えてください。嫌がる時は少し時間をおいてください。歌を歌ってあげたり、ママの顔を近づけて、おでこやほっぺに触れてスキンシップをとったりしながら施術するのも良いでしょう。
*赤ちゃんと一緒に楽しむ歌や絵本の読み聞かせについては、是非、
2月5日(火)13時30分から14時30分までの絵本の読み聞かせ教室
にご参加いただき、わらべ歌や手遊び歌を学んでみてはいかがでしょうか!
予約不要で、当日参加です。参加費は不要です。兄弟姉妹で参加出来ます。
児童館の遊戯室で行います。10分程前にお越しください。
こんな時はお休みしましょう
・予防接種後24時間以内
・気分が乗らない
・肌トラブルや傷がある
・熱がある
・赤ちゃんが寝ているとき
・授乳直後
赤ちゃんをあやす
皆さん、乳幼児をあやすのは必要だと思いますか?あやすとは、子どもが泣くとうるさいからなだめている行為なのでしょうか?両親にとって、子どもが泣くと苦痛だから親の精神的苦痛を取り除くためにしている行為のことなのでしょうか?言うことをきかせるための手段なのでしょうか?
最近聞いたママ同士の会話の中で、子どもが泣きだしたら放置する。それ以外は普通に子どものお世話をする。怒らない。親の苦痛を子どもにぶつけない。という話が聞こえてきました。それが子どもの自立につながると。
果たしてそうでしょうか?
何か困ったときに親に気持ちを聴かれることなく放置され、やがて大人という年齢になり、経済的なことだけ自立した子は、自己主張ばかりが強く、周りの意見を察する力が欠けているように思います。それは不必要なトラブルを起こし、孤立してしまう結果をまねきます。
ぐずって泣くのには理由があるでしょう。
なにか困ったり、不安だったりいやなことがあった時に、誰か、たとえば母親がいて、抱きしめてくれる。赤ちゃんは優しく触れてもらうことで「愛されている」と感じて、心から安らぎを感じるのです。
その繰り返しで、自分にはいつでも頼れる人がいるという安心感が育ち、人の意見に耳を傾ける心の余裕が育ち、子どもは健やかに成長すると私は考えます。
あやす行為は、親が子どもの不機嫌の理由を、自分の不機嫌の理由の前に考えることのできる愛情ではないのでしょうか。それは、自分のことより先に子を思える、人の成長であり、子どもと親の信頼関係の基盤なのではないのでしょうか。
次回は、本年度最後のフランス式ベビーマッサージ教室です。
ストレッチと東洋のヨガの技法が入っていることで、原始反射の統合(*11月13日実施のベビーマッサージ教室のホームページに解説しています。ご覧ください。)を促して自然治癒力を高めていきます。
平成31年2月12日(火)10時半から12時
皆さんのご参加をお待ちしています。
TEL:0942-89-4099