11月12日
令和元年11月12日(火)10時半から、ベビーマッサージ教室が開催されました。10月は、先生の家族がインフルエンザに罹患した可能性があり、もしインフルエンザに罹患していたならば、先生にも罹患している可能性があるため、ベビーマッサージ教室をお休みにしました。インフルエンザは、空気が乾燥し、日照時間が少なくなる今の時期からが本格的にはやり始めます。皆さんも、うがいと手洗い、マスクの着用で予防しましょう。
今回の参加者は、5か月の赤ちゃんとママ、6か月の赤ちゃんとママでした。赤ちゃんの月齢が同じくらいの少人数の参加でしたので、先生からの、より細やかで専門性の高い話が聞かれました。
担当者も大変勉強になりました。
勉強した内容も一緒に記載しています。参考にしてください。
今回は、足のマッサージ、特に足の裏のマッサージについて学びました。
足裏、足先、足首からふくらはぎの手順でマッサージを行ってください。寝る前が効果的です。血流改善が図られ、体全体が温まったような感覚になり、よく眠るようになります。足を温めると体全体が温まったように感じますね。特にねんね期の赤ちゃんは歩かないので、足が冷えやすいです。着せすぎるより、動かすことをお勧めします。
幼児、児童期(低学年)の子どもに対し、親が足を触るのは、他の部位を触ることより抵抗を示しません。大人と関わる際、目の高さが大人は高いので、子どもたちは見上げて話をします。なので、大人が腰を落として、視線の高さを合わせると、子どもたちは安心感を持ちます。親が座位で子どもの足に触れることに、嫌悪感を示しません。ただ、注意することは、喜びを表すのに、赤ちゃんだったら足をバタバタさせる程度のことが、幼児期や児童期になると、足を振り上げますので当たらぬように注意してください。
足裏、足先、足首からふくらはぎのマッサージを歌いながら行ってみましょう。
オイルをたっぷり手に取って、右足から行ってください。
足裏は、内臓や各器官につながるといわれる反射区(*反射区について、下記参照ください。)で大事なところです。
赤ちゃんは足裏の面積も小さく、また、臓器も小さいので、ママの親指でマッサージしてください。
①足裏、親指の付け根から下の、ふわっとしたところ→拇指球
拇指球から横へ、小指球に向かって、右手の親指と左手の親指を交互に使います。
軽く押しながら進みます。
🎼 チクタク チクタク チクタク チクタク
②赤ちゃんの親指を、付け根から、つまみます。つまみ上げて、指を放します。
親指から人差し指、中指、薬指、小指の順番で、
🎼 クルクル ポーン クルクル ポーン
今度は、時計回りに、ママのつまみ上げ方にドライブかけて
🎼 クルクル ポーン クルクル ポーン
最後は、赤ちゃんの指を上から真っすぐつまみ上げ、指を放します。
🎼 真っすぐ ピーン 真っすぐ ピーン
③左右の足の付け根は、ママの手の小指側の平たい面で押さえて刺激してください。
右足から左足の順番です。
④片足づつ、足の付け根をママの両手で、左右から握って、絞るように、
赤ちゃんの腿を外側に向けて
🎼 キュ キュ キュー キュ キュ キュー
⑤ふくらはぎは、ママの右手で赤ちゃんの左足を持って、ママの左手で赤ちゃんの右足を持って
同時に、ぶらぶらさせて
🎼 トントントントン トーン
⑥赤ちゃんの両足を持って、ママの両手で
🎼 スリ スリ スリ スリ スリ
いかがですか?
なかなか言葉での解説と実際やってみるのとでは違うと思います。
是非、ベビーマッサージ教室にご参加ください。
*反射区について
マッサージは、足から始めます。右足から始めてください。副交感神経を刺激することにより、リラックス効果を高めます。足の付け根から、足首に向けてマッサージしてください。鼠径リンパ節を刺激し、老廃物が溜まるのを防ぎます。膝の裏を通り足の内側もマッサージします。それから、足首を刺激し血流の改善をはかります。足指は、1本づつ回します。「くるくる、ポン!」とリズムを付けて、声に出して微笑みかけると、赤ちゃんも笑い声を出したりニコッと微笑んだりします。足のマッサージだけでも十分赤ちゃんとのコミュニケーションがとれるでしょう!
足の裏の内側のマッサージは、動き出した赤ちゃんはじっとしていられないので難しいですが、脊椎の反射区で、大事なところです。大人にも同様に大事なところです。
*反射区とは、手掌や足裏にある内臓や各器官につながるといわれる末梢神経が集中している場所のことである。 (wikipediaより)
次回は、12月10日(火)10時半から12時です。
TEL:0942-89-4099