12月10日

 

 令和元年12月10日(火)10時半から、ベビーマッサージ教室が開催されました。

 今回は、3組の赤ちゃんとママ、1組の赤ちゃんとママと4歳のお姉ちゃん、計4組の参加でした。会場の遊戯室に入り、場所見知り、顔見知りをしてしまい、泣き出した赤ちゃんもいましたが、マッサージの後は、血色がよくなり、穏やかになりました。4歳のお姉ちゃんは、ちらっちらっとママを見に行ったり来たりしながら、パテーションで区切った隣の部屋で、メルちゃんのお人形遊びをして待っていました。

    


    


  

      

 今回は、赤ちゃんの便秘解消に役立つマッサージについて学びました。

①おなかにママの手をあて、「の」の字マッサージ

 大腸の通り道にそって、便を誘導するように、優しくマッサージしてください。

 便が詰まっているときは、左足の付け根の部分が固くなっていることがあります。軽く押しもみ    

 してください。

②赤ちゃんの両足を持ち上げ、「ゆらゆら」マッサージ

 左右にゆらゆら揺らします。5回~10回が目安です。

③赤ちゃんの両足を曲げ、「ギュー!」

 赤ちゃんの両膝を、赤ちゃんのおなかにあたる位置で曲げ、「ギュー」と抱きしめます。5回ぐ 

 らい繰り返します。おなかにガスが溜まったときに効果があります。

④赤ちゃんの両足を上に伸ばし、ペダルこぎ。

 赤ちゃんの両足首を持って、ペダルこぎのように、右、左、右、左、と交互に足を曲げ伸ばしし

 てください。このとき、曲げた方の膝がおなかを押すように刺激してください。

 腸の出口や、腸全体をマッサージします。

⑤赤ちゃんの足の裏同士を合わせ、赤ちゃんの背中を丸めます。

 赤ちゃんの合わさった両足を、ママが左手で持ち上げ、おへそに優しく押さえつけます。

 ママの右手は手のひらを上に、背中側に差し込み、仙骨を押さえて、赤ちゃんの背中とおしりか

 ら、「の」の字マッサージ。この時の「の」の字マッサージは押し回しです。押した位置は変え

 ずにマッサージしてください。

 体の後ろから、腸を圧迫します。


  


 無理に力を入れずに、赤ちゃんの股関節の柔軟性に注意しながら、いやがらない程度に動かしましょう。

赤ちゃんは皆、柔軟性があるとは限りません。⑤の動きで、おへそまで足が上がらない赤ちゃんもいます。股関節が生まれつき硬い赤ちゃんもいます。硬すぎると、成長しても可動域が狭いままで、怪我のリスクが高くなります。早めにほぐしてあげましょう。

ベビーマッサージは、赤ちゃんの身体の特性に気付くのにも役に立ちます。

是非ご参加ください。

  


      


    



次回は、令和2年1月14日(火)10時半から12時です。






お問い合わせ
児童館(こども未来センター)
TEL:0942-89-4099