よくある質問と回答
住所表示の一本化について
その他 2014年08月22日 |
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課名 | 総務課 |
(ご質問)
住所表示について、旧中原町民となった30年前から不便に感じていることがあります。
正式な住所表示(大字○○)と、地区名の二つがあることです。
たとえば、ある時は「大字簑原」と書き、ある時は「姫方」となります。
大字を廃止して、わかりやすく地区名のみにすることはできないのでしょうか?
(回答)
住所表示についてのご質問をいただき、ありがとうございました。
日本には「住居表示」と「地番」という二つの住所の表し方があります。
「地番」とは土地ごとの番号のことで、不動産登記の際に使用します。「地番」は郊外の住所に多く見られます。
「住居表示」とは“住居表示に関する法律”に基づく住所の表し方です。建物一つ一つに番号をつけて表示しています。一般的に都区内のたいていの住所で見られ、「○丁目○番○号」と表示しています。この表示は新しく洗練されて見え、簡単になればなるほど、受け入れられやすいことから、今は住居表示化する現象が起こっています。
みやき町では、平成17年3月1日の市町村合併時の協議において、一番混乱が起きないという理由で、「地番」表示で、12の大字(おおあざ)を使用することに決定しました。(簑原、原古賀、東尾、中津隈、江口、白壁、西島、坂口、天建寺、市武、寄人、東津)
よって、表示は「地番」で、『みやき町大字簑原○○○○番地』と表示することになっております。
また、『姫方』という名称は行政区(ぎょうせいく)のことであり、各自治会の単位の組織の『呼び名』です。みやき町には、57地区あります。(中原13地区、北茂安19地区、三根25地区)
よって、『姫方』は、住所の表示としては使用しません。郵便の宛先等で『姫方』を使って郵便が届く場合もあるかもしれませんが、郵便局が郵便番号(849-0102)により『大字簑原』と判断しているのです。
仮に、ご質問のように『大字』を廃止して『行政区』で表示するように変更をするためには、“住居表示に関する法律”による手続が必要となり、議会の議決事項となります。現時点では『大字○○』という「地番」に決まっており、すぐに『住居表示』へ変更する予定はありませんが、貴重なご意見をいただきありがとうございました。
今後とも、町行政に対するご理解、ご協力をよろしくお願いします。
担当 総務課 89-1651