よくある質問と回答
高齢者自身が高齢者に向けた提案について
健康づくり 2024年09月27日 |
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課名 | 地域包括支援センター |
【ご意見】
自分は94歳の高齢者。認知症になることもなく3食自炊をし元気に暮らしている。ありがたいことに大した病気もなくこうして暮らしていることを振り返ると、心に思うことがある。皆さんは「鶴は千年 亀は万年」ということわざを知っているだろうか。長寿でめでたいなど高齢者を祝うときによく使われていると思う。この言葉について95歳になった今、その意味について深く考え自分なりの解釈をしてみた。
先人は今解釈されているような意味合いでこのことわざを作ったのではなく、長生きするための秘訣を我々に残してくれたのではないだろうか。
鶴は千年=ツルツル飲み込んで食すれば千年しか生きられない
亀は千年=しっかり噛めば万年生きられる
つまりよく噛むことであごを動かし、頭に刺激が渡り、認知症にもならず、ご飯がおいしく食べばれて体も元気でいられるという解釈に至った。
この考えを95歳の高齢者である自分の思いを、町内に暮らす他の高齢者にも伝えることで元気に暮らすことが出来ればいいと思い提案している。
更にキャッチフレーズ「つるは千年、噛めば万年」を提案する。
ぜひ、高齢者むけに話をすることがあったら、皆さんに伝えてほしい。
【回答】
本町に対する貴重なご意見を賜り、ありがとうございます。
ご意見のとおり、物を噛む行為は咀嚼機能だけでなく、脳が刺激されていることが認められています。
噛むメリットとして、認知症予防の一環のほかに、転倒防止や味覚の発達など様々な効果が期待されています。
そのため、町としましても「いきいきしゃきしゃきした100歳を目指すため」高齢者に対し『元気が出る学校』と称し、口腔講話や口腔体操をはじめ、いきいき百歳体操や脳トレ等の心身トレーニングも併せて実施しております。
今回、頂いたご意見については町民さんの参考事例として紹介しながら各事業に活かしていきたいと考えております。
貴重なご意見、ありがとうございました。
担当:地域包括支援センター
電話:0942-89-3371