よくある質問と回答
提案事項について
町政情報 2014年11月04日 |
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課名 | 総務課 |
(ご意見)
日々、町発展に毎日のご尽力大変ありがとうございます。
課題が山積している中、厚くお礼申し上げます。
さっそくでありますが、提案について、下記回答ください。
1.提案事項
(1)平成25年度、町に対するご意見の総数及びその内容のベスト3はどうなっているか?
(2)平成26年度、町給与に関する条例改正について
2.(1)は省略、(2)について下記本題
9月に議会が開催され、給与に関する条例が全員賛成で可決成立(改正)された。
“ある議員”の後援会紙では、今度の議会で分かったこと、役職、改定前(後)、条例変更は、合併後初と報告となっているが、これは単なるお知らせにすぎない。
詳細にこそ、報告ではないですか?
詳細とは、
(イ)条例の改正の目的は何か?
(ロ)どこを基準として設定判断したか?
(ハ)平均何%及び年間全体で○○万円支出するか又どこから捻出するかを報告しないと意味無し
もちろん、「人材育成、モラルUP及び仕事力を高める」必要はあるが、結論 から言えば個人として「据え置き」が望ましかった!
何故かと申すと、今の社会(経済)通念、少子高齢化での人口減少、国、県からの交付金及び企業法人税等歳入は増加している?減少では、みやき町は「そんなにお金いっぱいあるの」あれば、住民一人一人に町民に住民税の減額及び国保税の負担率の減少などなど、一つでもいいから目で見える形での政策の実現をしてはいかが。
我々年金生活者は、日々節約志向で考え生活している。又、基幹産業である「農業の米の生産者価格は、国からの交付金があるにせよ下落」25年度の余剰米、人口減少、米離れ及び肥料代のUPで悲鳴を上げているのである。
町、議員共々、実態把握、ご存知ですか?
13年度、国税庁の賃金実態統計調査では、「非正規動労者」は0.1%減、改善したが「わずか168万円/年(平均)の所得である。何年も働いていても「1円」も給与が上がっていないのが実情であり(パートも同じ)アベノミクスで格差が一段と増大しているのである!!」
合併後、初めてだからと言って給与UP良しという問題ではないはず。
前にも行ったが、社会(経済)状況、町の歳入(出)を踏まえた時、企業で言う年功序列みたいな賃上げは「住民感情として逆立てするが、いかがなものか再考する必要ありと思うが!!」
最後に、人口減少対策として定住促進として住宅の建設を実施しているが、その外として、「空き家の紹介、保育料、学校給食費の免除、及び転入奨励金の支給」一つでもいいから実現したらどうですか(実施中であればご了承下さい)
町活性化のため、人口減少、歯止めをかけ、住民も含め、特に「町、議員一人一人」が今こそ真剣に向き合って、知恵と創意工夫をしぼり、積極果敢にアタックするときである。 以上
最後に、乱筆乱文でありますが失礼します。
(ご回答)
秋冷の候 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。日頃より、町行政にご協力いただき厚くお礼申し上げます。
このたびは、貴重なご提案、ご意見ありがとうございました。ご提案いただきました事項について、下記のとおり回答させていただきます。
記
1.提案事項
(1)平成25年度、町に対するご意見の総数及びその内容のベスト3はどうなっているか?
(回 答)
「ホームページ」での意見は、平成25年度の総数は15件です。
ベスト3は、1位(手続きの疑問が6件)、2位(町の施策への提案が3件)、3位(各種アンケート依頼と除草依頼が2件)となっております。
「わたしの提案・意見箱」での意見は、平成26年6月1日から実施しておりますが、6月から9月末現在で、26件のご意見をいただいております。このうち、町行政に対するご提案・ご意見については7件となっています。
各区から行政への要望は、平成25年度の総数は、231件です。
ベスト3は、1位(町道に関するもの67件)、2位(防犯灯に関するもの45件)、3位(水路について43件)、4位(交通安全に関するもの41件)、5位(樹木の伐採29件)となっております。
(2)平成26年度、町給与に関する条例改正について
(イ)条例改正の目的は何か?
(回 答)
今回の条例改正は特別職(町長、副町長、教育長、議員及び非常勤特別職)の報酬の改定であります。この改定につきましては、みやき町特別職報酬等審議会の答申に基づき、町議会において報酬の改定について審議を行い、議決されたことにより改定されました。
今回の条例改正の背景には、春季賃金改定において民間給与が増加するなど、賃金の引き上げを図る動きが見られたことに伴い、国の人事院が国家公務員の給与について月例給を7年ぶりに引上げ勧告を行うなど、全国的に給与の増額見直しが行われていることがあります。
また、平成18年には同審議会の特別職の報酬改定の答申に基づき、条例改正を提案しましたが、町議会において地方交付税の削減など厳しい財政状況を鑑み、否決され改定は行われませんでした。その後、合併以来10年間改定は行われず、県内の同規模の団体に比べ低い水準となっています。県内20自治体の中で、町長17番目、副町長16番目、教育長17番目、議員20番目となっておりました。
(ロ)どこを基準として設定判断したか?
(回 答)
みやき町特別職報酬等審議会において、県内の同規模団体、類似団体を参考に答申されたものとなっています。
(ハ)平均何%及び年間全体で○○万円支出するか又どこから捻出するか
(回 答)
県内の同規模団体、類似団体を参考に答申されたものですが、特別職給料で平均4.2% 1,189千円/年の増額、議員報酬で平均9.3% 5,411千円/年の増額となっており、財源は一般財源を充当します。
なお、議会議員の定数は、合併当初から比べますと43名から16名に改正され、27名の議員が削減されております。歳出経費の削減額につきましては、平成16年度決算に比べ平成25年度決算では約95,000千円の削減となっているところであります。
○目に見える形での政策の実現
(回 答)
みやき町では、平成26年度の町長施策の主要事項として、「住宅支援」、「子育て支援」、「健康づくり支援」、「女性活動・町民協働支援」、「教育支援」、「防災対策」、「安全安心まちづくり支援」を重点事項と位置づけ、実施計画を策定し、一つずつ見直しを行いながら施行しております。
○住宅支援では、平成23年度に「空き家バンク制度」を創設し、空き家の所有者・空き家の利用希望者の登録を行い、空き家の紹介を行っているところであります。また、平成25年度からは、老朽化した空き家の除去のため、国の交付金を活用したみやき町不良住宅等除去費補助金等の補助制度を実施しております。さらに平成26年度からは、危険な空き家以外でも空き家を解体し、新築・改築する場合の補助金制度及び空き家をリフォームして居住する場合の補助金制度などを創設いたしております。
また、「PFI方式」による「ティアラみね苺館」に続き、第2棟目の町営住宅「ティアラみねトマト館」の建築を行い、平成27年4月の入居開始を目指すこととしております。宅地分譲事業では、遊休町有地の宅地分譲や民間の宅地開発に対する支援など官民連携して更なる定住促進を図りたいと思っております。
○子育て支援では、「みやき町児童館」(愛称 こども未来センター)を4月より開設し、子育て支援の拠点として利活用していただいております。児童福祉、乳児健診、健康相談、保健、医療等のそれぞれのサービスが、ワンストップサービスで出来るように「健康増進子ども未来課」を設置しました。また、中学生までの医療費の助成はもちろん、民間団体を活用した子育て支援として、「とっこい広場」や「ティアラ三根」、「四季彩の丘」を更に充実させ、子育てしやすい環境を整えて参りたいと思います。
また、町内の私立幼稚園に教育振興費補助の増額を実施することとし、官民挙げての子育て支援を目指してまいりたいと思っています。
新規事業としましては、将来を担う子どもの出生を祝う「出生祝金支給事業」を実施しております。施設整備では、中原校区の「とっこい広場」の東側に、「子育て支援サロン室」を建設しています。
○健康づくり支援では、引き続き各地区から要望の非常に高い、老人・成人を対象とした「サロン事業」と健康教室を開催する「健康づくり支援事業」を行っております。
新規事業としまして、「働く世代の女性支援」のためのがん検診事業を行うこととしています。また、保育園にて幼児を対象とした、「体操教室」を更に充実させていきたいと思っています。
○女性活動支援・町民協働支援では、引き続き「いきいき女性クラブ地区推進員」を設置し、女性同士の交流の場を多く持っていただけるように推進することとしています。
また、町民協働による子育て支援を行う各団体等に支援を行うこととしています。
新規事業としては、男女共同参画事業を各種団体に委託し、共同参画事業の推進を図って行きたいと思っています。
また、民間のノウハウを活用した「みやき町まちづくり」を行うためコーデネート業務委託を試行しています。
○教育支援では、育英資金貸付基金事業の充実はもちろん、特別支援学級の支援員の配置、及び生徒の学力向上、生徒指導、不登校対策の充実を図るため、教諭補助員を、また、相談事業としてのカウンセラーを配置しています。さらに、ICT授業を行うにあたり、教諭をサポートする専門職員の配置を引き続き行きます。
放課後児童クラブ施設整備では、高学年の受け入れ、開設時間の延長、毎週土曜日の開設等を行い、共働き家庭への子育て支援に対応できる体制を確立し、新しい児童クラブ室での運営を行うこととしました。更に、老朽化している学校施設等の校舎、体育館を本年度より合併特例債の活用できる平成31年度まで、年次計画で改修、修繕を行います。
○安全安心まちづくり支援では、東日本大震災を受け、国、県が防災・減災事業に積極的に取組む中、本町においても、防災・減災事業を行う場合、合併特例債を活用することが大幅に緩和されましたので、交通安全施設、防火水槽、避難所の改修・改善を行うための合併特例債の活用が可能となり平成31年度までに計画的に行うことにしました。
また、各地区からの要望についても、向こう3年分の前倒し事業として、本年度出来る限り実施する計画で予算の計上を行っています。また、町内の防犯灯のLED化を進めるため事前調査を各区長にお願いするとともに、学校の児童・生徒のアンケートにより、通学路の安全確保の要望について、早急に取り掛かることとしています。
また、ソフト面では安全安心まちづくり町民会議による「防犯パトロール活動」及び「生徒児童の通学時の子ども安全パトロール」の実施を引き続き行い、町内の見守り、犯罪などを未然に防ぐこととしております。また、DV被害者等相談支援事業の体制も充実してまいりたいと思っています。また、町民の皆様の安心・安全な消費生活の実現を図るために、これからも消費者行政に力強く取り組んで行きます。
さらに、ボランティアとして活動されている青少年サポート隊の待機所として、「こどもサポートステーション設置事業」を行っています。
○防災対策では、災害に対し、迅速に避難するための情報伝達手段として、町内の全域に防災行政無線が竣工し、4月から運用を開始しています。消防水利関係では、防火水槽の設置を行い、消防水利の充実を図ります。治水関係では、地区内に排水設備機能がない「坂口地区」に排水ポンプ設置を施行します。
また、みやき町の防災の拠点として、防災センター・行政棟の建設に取り掛かっております。そのほか、ため池の崩落、崩壊の防止につながる補強事業を行うための準備に入りたいと思っています。
次に情報通信基盤の充実では、情報化社会を迎え、情報通信技術(ICT)を活用したサービスが標準なものとして全国で展開されている今日、今後の情報化社会に対応すべく、町内全域をカバーできるような超高速ブロードバンドの整備が終了し、今後は町民への普及推進に努めて参りたいと思っています。
住民の皆さまが、「安全安心な生活」ができる「みやき町」にしていきたいと考えておりますので、一層のご理解ご協力をよろしくお願いいます。
貴重なご意見ありがとうございました。
担当 総務課 89-1651