たばこのリスクと禁煙について
【たばこのリスクについて】
「たばこは健康によくない」を言われますが、その理由を知っていますか。
●たばこには有害物質が含まれている
約5,300種類以上の化学物質と約70種類以上の発がん物質が含まれています。
●依存度が高い
たばこにはニコチンという依存性の強い物質が含まれており、喫煙開始が早いほど依存度が強くなります。
喫煙本数が増え禁煙しにくくなるだけでなく、アルコールをはじめ違法な薬物乱用に進展しやすくなります。
●重篤な健康被害を引き起こす可能性がある
「脳卒中」「心臓病」「慢性閉そく性肺疾患（COPD)」「糖尿病」「慢性腎臓病」などさまざまな生活習慣病を引き起こすほか、「肺がん」等の多くのがんの原因となります。
●日本人が命を落とす2大リスクの1つが喫煙
高血圧と並んで我が国におけるリスク要因別の死亡者は喫煙者であることが分かっています。
●認知症のリスクを高める
喫煙は認知症のリスクを2～3倍も高め、日本人に多い「アルツハイマー病」「血管性認知症」のいずれとも関係があります。
●要介護になりやすい
喫煙は「脳卒中」や「骨折」などのリスクが高いため、要介護に陥りやすいことが分かっています。
●妊娠中の喫煙は赤ちゃんの脳や成長に影響する
妊娠中の喫煙は「流産」「早産」「死産」「低出生体重児」の原因となります。
●経済面や美容面での損失
健康面だけでなく、たばこ代がかかることによる経済的リスクや、皮膚のくすみやしわが目立つなど美容面で
の損失も伴います。
このように喫煙は様々なリスクを伴います。
【禁煙について】
「やめたくてもやめられない・・・」とあきらめていませんか。
禁煙方法はいろいろあります。これを機に禁煙にトライしてみましょう。
●禁煙外来で！
医師のサポートを受けながらの禁煙は効果が高いといわれています。一定の条件を満たせば健康保険の適応も。自分に合ったアドバイスを受けられるので、依存度が高い人には効果的です。
●自分でチャレンジ！
「朝起きたらまず一服」・・・コップ1杯の水に
「食後の一服」・・・食後の歯磨きへ
「仕事のイライラで一服」・・・ガムや深呼吸でリフレッシュ
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