百日咳(ひゃくにちぜき)に注意しましょう!
現在、全国的に百日咳が流行しており、佐賀県内でも患者数の報告が続いています。
百日咳はどの年齢の方でも感染する可能性があり、特に1歳以下の乳児が感染すると重症化することがあるため、小さいお子さんがいる家庭では注意が必要です。
咳が長引く場合が、百日咳や他の呼吸器感染症である可能性も考え、事前に医療機関に連絡の上、早めに受信するようにしましょう。
百日咳(ひゃくにちぜき)とは
特有の咳発作を特徴とする急性気道感染症です。短い咳が断続的に起こり、息を吸うときにヒューという音がでます。
激しい発作は2〜3週間でおさまりますが、その後も発作性の咳が出るときがあり、2〜3か月で回復します。感染経路は咳やくしゃみなどによる飛沫感染や接触感染により人から人に感染しますが、感染力が強いため罹患に気づかずに家庭内や学校などで感染が拡大することがあります。
(百日咳に対する免疫をもっていない集団の中に1人の感染者がいた場合、16〜21人に感染させてしまうといわれています)
予防のために
・手洗いや咳エチケットを徹底しましょう
・咳、くしゃみ等の症状がある人はマスクをつけましょう
・乳幼児期には五種混合ワクチンの定期接種を受けましょう
・人ごみはできるだけ避けましょう
・バランスのとれた食事と十分な睡眠をとるようにしましょう
【参考】
百日咳に注意してください(佐賀県鳥栖保健福祉事務所) (139KB; PDF形式)