7月9日
令和元年7月9日(火)10時半から、ベビーマッサージ教室が開催されました。町内外から、17組の親子の参加があり、兄弟姉妹児の参加もありました。ご家庭でマッサージする場合も、教室でマッサージする場合も、お兄ちゃんお姉ちゃんの方から先にマッサージしてください。安心感を得たら、ママのそばで自分の遊びをするようになります。それから赤ちゃんのマッサージをしてくださいね。
今回も自己紹介から始まりました。原先生の提案で、参加者のママたちから一言づつ、子育ての悩みを発表していただきました。悩み無し!の方もいらっしゃいましたが、4か月から1歳までの赤ちゃんの参加がほとんどでしたので、離乳食の話題が主でした。
その他に、赤ちゃんの栄養関連の話題として、
・ミルクをやめる時期をはやめたい。
・母乳とミルクを混合にしたい。
・離乳食よりお菓子を食べる。
等々、子育ての希望と現実に悩む、皆さん、早くも立派なママですね。
上手くいくとき、いかないとき、子育てについて、いろんな知恵を出し合って、ママ同士ああでもないこうでもないと話す場があると、自分でネットで調べるより分かりやすく楽しい時間を過ごせます。「ワンオペ育児」という言葉を最近耳にしますが、家庭の都合でどうしてもワンオペになってしまう場合、こうした場所で自分の育児が確認できるのではないのでしょうか。
以下、原先生からのアドバイスを引用します。
離乳食は、10か月くらいまでにできると良いでしょう。赤ちゃんの舌の動きというのは、口の外に向かって動いています。おっぱいやミルクを吸うとき、赤ちゃんの舌はどう動いていますか?それまで舌先を外に向かって丸めていたのに、いきなり舌を縮めて、咀嚼(そしゃく)をするということはできません。赤ちゃんの口の中の発育を促すように離乳食をすすめましょう。そうしていくうち4か月5か月から10か月と月齢が進むと共に歯も生え、消化器官も育っていきます。
その他の悩みとして、
・赤ちゃんの寝つきが悪く、ずっと寝不足である。
・夜中汗をかいて気持ちが悪いのか、赤ちゃんが泣いてしまい、寝たかと思ってもすぐ起こされて
しまう。
・夜泣きがひどく、眠れない。
10か月ごろになると、日中の記憶があり、思い出して夜泣きすることがあります。
夢をみるのもこのころからだという説もあります。
いつものように、マッサージオイルのパッチテストのあと、「らららぞうきん」の歌を歌いながらベビーマッサージがはじまり、マッサージの解説がありました。
右側からマッサージをします。副交感神経を刺激するので、リラックス効果があります。
足首鼠径リンパのマッサージなど、リンパ節があるところのの表面の皮膚は薄いので、オイルを多めに使って、擦りすぎないよう注意しましょう。
足先から全身まで、イギリス式ベビーマッサージの手法が終わり、授乳タイムでは、先生より妊娠しやすい体になるためのアドバイスがありました。
このお話の時間が楽しく、盛り上がります。赤ちゃんとママの両方ためになる話がたくさん出てきます。ママ同士の情報交換の場でもあり、先生から個別に指導やアドバイスが受けられる時間でもあります。赤ちゃんは、マッサージを終えて、穏やかに眠りにつく時間です。
妊娠しやすい体になるための基本は、身体を冷やさないこと。免疫力や病原菌に対しての抵抗力に関しても言えることですが、体温を36度3分から6分に保てるよう心がけましょう。36度を下回ると代謝も下がります。体温が1度下がると基礎代謝が12%も落ちるそうです。体温を上げるには、熱の生産量が高い筋肉をつけることが必要なので、担当者はこれに励んでいますが、大事なのはわざわざ体温を下げることをしないこと。
これが難しいのです。普段の生活の中で、知識がなければ何気なく選んでいたりするものです。
今回原先生からアドバイスいただいたのは、ナプキンの選び方です。高分子吸収剤を使ってないものを選んでください。高分子吸収剤は熱を吸収し、体の中側の熱まで吸収し、冷やしていきます。
ですから、妊娠を希望されるならば、体の中を冷やさないこと。身体の中の熱を取ってしまわないように気を付けてください。低体温は、着床の妨げになります。
個人差はありますが、情報として、選ぶ基準として知識を持っていると、何か問題が起きた時の対処に役立ちます。
このような話が毎回聞かれ、担当者の失敗談も出てきます。(やりすぎ注意!)
楽しいひと時を過ごしに、お子さんとベビーマッサージに来られませんか?
8月は、13日(火)から15日(木)まで、みやき町児童館がお休みです。
ベビーマッサージは、8月20日(火)10時半から12時まで行います。
日程について、お間違えのないようにお越しください。
ご参加お待ちしています。
TEL:0942-89-4099