1月14日

 

 令和2年1月14日(火)10時半から、ベビーマッサージ教室が開催されました。

 今回は、2組の赤ちゃんとママ、1組の赤ちゃんとママとパパ、計3組の参加でした。会場の遊戯室では、パパが熱心に先生の話を聞きながら、ベビーマッサージをしている様子が見られました。

 授乳タイムになり、遊戯室を退室されたので、児童館のベビーマッサージ担当者が感想を伺ったところ、「自分が(赤ちゃんを)お風呂に入れているのですが、マッサージしながら、お風呂でここを洗わなくては、とか、ここが赤いな、とかに気が付いた。」と仰っていました。

 担当者からは、「背中とお腹と、なんとなく裏表洗っていたところが、肩甲骨や背骨とか、意識するようになったでしょう?!」とパパに声を掛けました。また、「今日習ったマッサージの手順は、大人のマッサージに応用できますよ!」とも伝えました。

 大人も、マッサージされると気持ち良いですね。

 赤ちゃんも、きっと気持ち良いと、感じているんだと思いませんか?


 


 「ベビーマッサージは、親子のスキンシップがとれて、とても良い。」

と聞いて、なんとなく始める方が多いと思います。スキンシップは、言葉が話せない赤ちゃんとのノンバーバルコミュニケーションです。

(non-verbalcommunication=非言語コミュニケーション)

(*ノンバーバルコミュニケーションとは、言語以外の手段を用いたコミュニケーション、(メッセージのやりとり)のこと。)

 スキンシップだけでしたら、おむつ交換の時でもできますし、抱っこでも十分です。お風呂に一緒に入るのでしたら、なお良いと思います。

 ベビーマッサージは、スキンシップによる親子のコミュニケーションと、マッサージでの体循環、血流改善、体質改善に効果があるだけでなく、赤ちゃんの時期にしっかりと伝えたい「あなたが大事で、とても愛しています。」のメッセージのやり取りをする行為です。

 そして、ママやパパにしてもらうマッサージが、自分にとって心地よいことであり、安心感、自己肯定感が育つ基礎となります。成長していく過程でつまずいた時の対処法、自己防衛は、この心地よさを知っているか知らないかにより、対処の選択に大きな違いが出てきます。つまり、この心地よさを知っていると、その状態に近づくために、前向きな努力をします。親子の心地よい触れ合いを知らないと、知らず知らずに自己否定的な対処をしてしまいます。

 真の心地よさを伝えましょう。


  


 

 生後10ヵ月くらいまでの赤ちゃんがいるママたちの悩みで、一番多く聞かれるのは、離乳食を食べてくれない。。。

 次に、赤ちゃんの便秘。そして、赤ちゃんの夜泣きで眠れない。。。です。

生後10ヵ月くらいの赤ちゃんになると、日中のことを夜思い出す程、脳が発達しています。

夜泣きの原因は、このフラッシュバックも一つの原因とみられています。

夜泣きの対処は、胸のマッサージと赤ちゃんの呼吸を安定させること。日中に、背中のマッサージと足のマッサージで、リラクゼーション効果を高めておくことをお勧めします。


 


マッサージの際のオイル選びは慎重に。天然のホホバオイルをお勧めします。

 ママの悩みの中で、抜け毛がひどいという話もありました。シャンプー前にホホバオイルを使って、頭皮のマッサージをして、乾燥を防いでからシャンプーをしてみてください。


 


 みやき町児童館のベビーマッサージ、いかがでしょうか?

ママやパパにお伝えしたいことが、沢山あります。

マッサージをしているとき、赤ちゃんの視界には、マッサージをしてくれるママ、あるいはパパの顔しか映りません。映った笑顔から、深い愛情と安堵の気持ちが赤ちゃんの内面に芽生えます。

 その幸せな気持ちを育ててあげてください。一生の宝物です。


 


{ご案内}

 パパの参加もできます。

特に女の子は、小さい時のパパとのコミュニケーションで思春期の男性との関わり方を学ぶと言われています。

 2歳くらいになって、マッサージがくすぐったくて嫌がる時期になっても、足のマッサージは受け入れられることが多いそうです。

 子どもの成長・発育・情緒のバランスに、パパは大切な存在です。

        

        

 2月のベビーマッサージ教室は、お休みします。

次回は、令和2年3月3日(火)10時半から12時です。

寒さに負けないように、ママも赤ちゃんも、栄養、睡眠、十分に摂るよう心掛けてください。

お天気の良い日は、みやきっずパークなどの公園に出掛けて、日光浴もいいですね。

3月3日、ご参加お待ちしています。




お問い合わせ
児童館(こども未来センター)
TEL:0942-89-4099