10月24日


令和6年10月24日木曜日「ベビーマッサージ教室」を開催しました。


今回は月齢9ヶ月の赤ちゃんとママの1組が参加されました。初めてのベビーマッサージ教室への参加だそうです。離乳食の3回食が始まり、高ばいでよく動き、数歩歩くこともできるようになった赤ちゃんです。

ベビーマッサージというと仰向けで行うことが多いイメージですが、赤ちゃんの状態に応じて、お座りやうつ伏せの体勢で無理なく行うと良いそうです。

    

   

マッサージ始めの合図

「ぞうきんのうた」を歌いながら楽しく触れ合い遊びをすることで、マッサージが始まることを伝えます。       

パッチテスト

ホホバオイルを太ももの内側に少しつけ、赤みがでないか確かめます。


マッサージ

赤ちゃんと目を合わせて「マッサージ始めるよ。」と優しく声をかけます。


・足のマッサージ

太ももの付け根(鼠径部)をキュキュキュ

太ももの付け根から外側に向けてキュキュキュとマッサージします。

老廃物が排出され、リンパの流れをよくするのにとても有効です。

  

   

膝の裏をトントントン

手の平を上向きにして両手を重ね、赤ちゃんの膝の裏をトントントンと持ち上げます。

  


足首をシュシュシュ

足首から足全体を両手で挟み、両手をこするようにシュシュシュと動かします。

血流が良くなることで体が温まり、眠りが深くなる効果があります。

 

              

足の裏をチクタクチクタク

親指から小指の方に向かって、ママの親指をチクタクと這わせていきます。

    

 

足の指を1本1本クルクルポーン・ピーン

足の指の付け根を指3本でつまみ、少し引っぱる感じで時計回りにクルクルと回して最後にポーンと離します。全指が終わったら、1本ずつピーン、ピーンと軽く引っ張っていきます。 

         

                           

・お腹のマッサージ

おへその周りをゆっくり圧をかけて時計回りにマッサージします。


・胸のマッサージ

お腹に両手の親指を置いて4本指は揃えて、胸の方にゆっくり動かし、肩まできたら圧をかけて包むように撫でます。胸を広げるイメージです。

  


・手の平のマッサージ

ママの親指で円を描くようにキュキュキュとマッサージします。

手のひらは「第二の脳」と言われ、神経のポイントがたくさん集中しています。マッサージで刺激をしてあげることは、脳を刺激することにもなります。手軽に取り組める簡単なマッサージなので、手遊び感覚でやってみてください。

  


・背中のマッサージ

赤ちゃんの背中の上から下に向かって、左右の手の平を交互に撫で下ろします。

手を丸くして、背中の上から下へカプカプカプと軽く押し付けます。

 


水分摂取 

赤ちゃんにとって、ベビーマッサージの運動量は相当なものです。ベビーマッサージが終わった後は、バスタオルで包んで汗を拭き取り、授乳やミルク、お茶など十分に水分を摂るようにします。

  

  


フリートーク

先生自身の子育ての体験談など、参考になるお話を聞くことができました。

   

   


赤ちゃんの身体に直接触れることで、心と身体のコミュニケーションをはかることができるベビーマッサージ。言葉の話せない赤ちゃんに触れながらコミュニケーションをとることで、乳幼児期だけでなく、思春期にも影響すると言われているそうです。大きくなっても親に触れてもらうことで、安心して落ち着くことがありますよね。子どもの成長段階におこる様々な問題を軽くすることにもつながるそうです。



ベビーマッサージ教室は先着10組までとなっておりますので、お早めに来館されることをお勧めします。

次回は、11月28日木曜日10時30分〜12時開催予定です。

  

                                           

お問い合わせ
児童館(こども未来センター)
TEL:0942-89-4099