2月27日
令和7年2月27日木曜日「ベビーマッサージ教室」を開催しました。
今回は、月齢1ヶ月から8ヶ月までの赤ちゃんとママの5組が参加されました。そのうちの4組の方がベビーマッサージ教室への参加は初めてでした。
参加者の方から「便秘をよくする。」「夜中によく起きる。」等の悩みを話してもらいましたので、先生から効果的なベビーマッサージを教えていただきました。
マッサージ始めの合図
「ぞうきんのうた」を歌いながら楽しく触れ合い遊びをすることで、マッサージが始まることを伝えます。
パッチテスト
ホホバオイルを太ももの内側に少しつけ、赤みが出ないか確かめます。
マッサージ
赤ちゃんと目を合わせて「マッサージ始めるよ。」と顔を近づけて優しく声をかけます。
オイルは500円玉位の量をとり、手で混ぜ合わせて人肌位に温めます。
・足のマッサージ(左足から始めることで副交感神経が優位になり、緊張がほぐれて効果的です。)
太ももの付け根(鼠径部)をキュキュキュ
太ももの付け根の内側に親指を入れ、他の4本指は揃えて外側に向けてキュキュキュとマッサージします。
膝の裏をトントントン
手の平を上向きにして両手を重ね、赤ちゃんの膝の裏をトントントンと持ち上げます。
足首をシュシュシュ
足首から足全体を両手で挟み、両手をこするようにシュシュシュと動かします。
足の指を1本1本クルクルポーン・ピーン
足の指の付け根を指3本でつまみ、少し引っぱる感じで時計回りにクルクルと回して最後にポーンと離します。全指が終わったら、1本ずつピーン、ピーンと軽く引っ張っていきます。
足首、足の指のマッサージをすると、血流が一気に良くなり眠りが深くなる効果があります。夜泣きの軽減にもつながります。しっかり眠ると成長ホルモンの分泌も良くなり、体重や身長の増加が期待できます。
・お腹のマッサージ
お腹に手をあてて圧を加えます。4本指は揃えて、おへその周りを時計回りに動かします。腸をしっかり動かすことで便秘解消に効果的です。「○○ちゃん、○○ちゃんのお腹、○○ちゃんのお腹のマッサージ」と声をかけると赤ちゃんも楽しくなりますよ。
・胸のマッサージ
お腹に両手の親指をおいて4本指は揃えます。胸の方にゆっくり動かし、中指が赤ちゃんの肩まできたら圧をかけて包み込むようにマッサージします。胸を広げるイメージです。その後は力を抜いて元に戻します。
・手の平のマッサージ
ママの親指で、赤ちゃんの手の平に円を描くようにキュキュキュとマッサージします。月齢の低い赤ちゃんは、手の平を閉じていることが多いので、ぜひやってあげてください。
・背中のマッサージ
赤ちゃんの背中の上から下に向かって、左右の手の平を交互に撫で下ろします。
おしりの骨の少し上にある骨(仙骨)に手を置いて温めます。成長ホルモンの分泌が良くなります。
手を丸くして、背中の上から下へカプカプカプと軽く押し付けていきます。
水分摂取
赤ちゃんにとって、ベビーマッサージの運動量は相当なものです。ベビーマッサージが終わった後は、バスタオルで包んで汗を拭き取り、授乳やミルク、お茶などの水分を十分に与えます。
ベビーマッサージは、スキンシップを通して親子の絆を深めながら、子どもの心と体の発達を促していきます。肌と肌が触れ合うことで、赤ちゃんは安心感を覚え、愛されていることを実感します。そして、ママやパパは、赤ちゃんに触れてあげることでより可愛さを感じることができますよね。
令和6年度のベビーマッサージ教室は、今回で終了となります。
参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
令和7年度は、5月から開催する予定です。
ご参加をお待ちしております。
TEL:0942-89-4099