インフルエンザに注意しましょう
~インフルエンザ流行発生「警報」が発表されました~
インフルエンザの発生状況
感染症発生動向調査(令和6年12月16日~12月22日)において、イ ンフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数が61.62となり、流行発生警報の開始基準値である「30」を超えたことから流行発生警報が発表されました。
今後も更なる患者数の増加と集団生活の場における感染拡大が懸念されます。 特に、子ども、高齢者、妊娠中の方、基礎疾患をお持ちの方は、重症化することが ありますので、一層の注意が必要です。
※佐賀県では、1定点医療機関当たりの患者数が下表の基準を超えた場合に注意喚起をおこなっています。
【基準】
流行入り | 注意報 | 警報開始 | 警報継続 |
---|---|---|---|
1 | 10 | 30 | 10 |
佐賀県プレスリリース(外部リンク)
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji003111160/index.html
1 予防方法
○石鹸を使ってこまめに手を洗いましょう。
○咳エチケットを守りましょう。
○こまめに換気を行いましょう。
○日頃から、十分な栄養と休養をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
○できるだけ人混みを避けましょう。
特に高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味、睡眠不足の方は、人ごみや繁華街への外出を避けましょう。
○周囲でインフルエンザの流行がみられるときは、特に注意し、毎日の体温測定など健康観察を行い、早期発見に努めましょう。
○インフルエンザの予防接種は、発症予防もしくは重症化予防に有効とされていますので、希望される場合は、医療機関に御相談ください。
2 かかったと思われる場合
○38℃以上の発熱、全身の倦怠感、頭痛、関節痛などが急激に表れた場合は、 早めに医療機関を受診しましょう。 受診の際は事前に医療機関に電話をしましょう。 症状が出てから概ね48時間以上経過すると、ウイルスが増えすぎて薬が効かなくなる場合がありますので注意しましょう。
小児や高齢者、基礎疾患をお持ちの方などは、症状が重症化することがありますので、特に注意し症状がみられる際は医師に相談しましょう。
○咳があるときは、マスクを着用しましょう。
○外出を控え、医師の指示に従い療養しましょう。
※参考※
【厚生労働省「令和6年度インフルエンザQ&A」】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2024.html
【佐賀県感染症情報センター】
https://kansen.pref.saga.jp/