がん検診等のご案内
がんの現状
現在、日本人男性の3人に2人、女性では2人に1人ががんになると報告されています。
多くの難病と違い、がんは生活習慣病の改善や早期発見により、ある程度コントロール可能な病気です。また、がんの半数以上は治癒可能な時代になっています。
しかし、日本は先進国の中でがんによる死亡率が増えているという現状があります。その原因の一つとして「検診受診率の低さ」が指摘されています。
がんは「禁煙」「食事」「運動」といった生活習慣の改善によりある程度予防が可能ですが、それだけではリスクをゼロにすることはできません。そのため、検診による早期発見という二段構えが重要となります。
年に1回がん検診を受けましょう!
がんの早期発見・治療のため、年に1回のがん検診を受けることをお勧めします。
自費で検診を受けると数千円〜数万円かかることがありますが、町の集団検診なら無料で受診が可能です。
詳細は「令和6年度各種検診のご案内」をご覧ください。
令和6年度がん検診のご案内
令和5年度の集団健診(検診)は終了しました。たくさんのご受診ありがとうございました。
令和6年度各種健診(検診)のご案内については準備中です。しばらくお待ちください。
受診できるがん検診の種類
- 20歳以上:子宮がん検診、肝炎ウイルス検査
- 30〜39歳:ピロリ菌検査
- 40歳以上:肺がん検診、胃がん検診(バリウム検査)、大腸がん検診、乳がん検診(女性のみ)
- 50歳以上:前立腺がん検診(男性のみ)
- 65歳以上:結核健診
- 40・45・50・55・60・65・70歳の女性:骨粗しょう症検診(12月のみ実施)
※胃がん検診(胃内視鏡検査)、子宮がん検診については個別検診(医療機関)も実施しております。
詳しくは各検診のページをご覧ください。
集団健診(検診)における各種がん検診の注意事項
各種がん検診には注意事項がありますの、受診の際はご一読ください。
〜各種がん検診の注意事項〜 (696KB; PDF形式)
がんを予防するためには
国立がん研究センターがん情報サービスに記載されている、現状において日本人に推奨できる科学的根拠に基づくがん予防法を紹介します。
日ごろから、がんを予防する生活を心がけましょう。
生活 | 気をつけること |
喫煙 | たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。 |
飲酒 | 飲むなら、節度のある飲酒をする。 |
食事 |
食事は偏らずバランスよくとる。 *塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。 *野菜や果物不足にならない。 *飲食物を熱い状態でとらない。 |
身体活動 | 日常生活を活動的に過ごす。 |
体形 | 成人期での体重を適正な範囲に維持する(太りすぎない、やせすぎない)。 |
感染 | 肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合はその治療の措置をとる。 |