平成29年12月12日

クリスマス イルミネーションが、あちらこちらで見られるようになりました。

児童館でも、折り紙や風船で作ったクリスマス飾りをしています。

イルミネーションや大型のツリーも飾っています。

どうぞご家族で見に来てください!


12月12日火曜日に行われましたベビーマッサージ教室は、14組のママと赤ちゃんが参加されました。

寒くなると、コートなどの防寒具が荷物となり、お子さんを連れての外出はより一層、大変です。そのため、家の中に引きこもりがちになります。

マッサージで体循環を良くしましょう!

  

 


今回は、お腹のマッサージを重点に、便秘についてのお話がありました。


生後1~4か月の赤ちゃんの便秘の原因は、腸の発達の影響や、授乳回数が減ることによることが多く、便秘というよりは排便ペースの変化だと言えます。成長するに伴い、母乳の量が足りなくなったり、完全にミルクで育てている赤ちゃんの場合では、ミルクの量が増えたため消化に時間がかかって便秘がちになる、ということがあります。マッサージをすると良いでしょう。


生後5~8か月の赤ちゃんの便秘については、水分量の不足が考えられます。

離乳食を摂るようになり、腸内細菌にも変化が起こり、赤ちゃんの体の中で便がためられるようになっていきます。そのため、便の回数が減ります。離乳食とともに、母乳や薄めに溶いたミルク、麦茶、白湯などで赤ちゃんに水分を十分あげてください。また、固形物が食べられない時期なので、ヨーグルトなどの乳酸菌を多く含む食品や、ペースト状の果物をたべさせてあげるのも便秘解消に効果があります。


生後9~11か月の赤ちゃんでは、食べた物の内容や量によって便秘が起こりやすい時期です。さつまいもや青菜などの食物繊維を含んだ野菜を取るようにしましょう。

また、ハイハイや伝い歩きなどの運動も、腸の働きを高める重要な要素です。日中に体を動かし赤ちゃんの体に生活のリズムを作ってあげてください。

食事、運動、睡眠のリズムを整えることで、便のリズムも整っていき、便秘も解消されていきますよ。


  


便秘になってしまってから、またはお腹が張って苦しそうな時はマッサージがお勧めです。

これは、どの月齢でも効果がある方法です。

*「の」の字マッサージ


 赤ちゃんのお腹に「の」の字を描くように、おへそを中心に時計回りでマッサージをします。

指先と手のひらの使い方が重要です。

是非、ベビーマッサージ教室で学んでください。


*足のストレッチとマッサージで腸に刺激を

赤ちゃんの腿と膝で赤ちゃんのお腹を押すようにします。両足を交互に動かしたり、仰向けにしたりと方法があります。

一度ベビーマッサージで学ぶと、大人にも応用出来ます。


*おしりのマッサージ

肛門近くを刺激するマッサージです。正しく行いましょう。


*かん腸

綿棒にベビーオイルやワセリンをたっぷり含ませ、肛門に入れて刺激します。

「癖になりそうでよくないのでは?」という声も聞かれますが、やり過ぎなければ大丈夫です。

月齢ごとの便秘についてでも記述しましたが、赤ちゃんの成長に合わせ、食事、運動、睡眠のリズムを整えましょう。

  

 


マッサージの後は、ママたちも楽しみな絵本の読み聞かせの時間です。

読まれた絵本の題名は、「ぶーぶーぶー」「な~んだなんだ」。クリスマスに合わせ、加地先生からママたちへ「神様からの贈りもの」の3冊でした。


 

 


元アナウンサーでもある加地先生の優しい声かけや語りかけは、赤ちゃんだけでなく、ママの心が安定し、育児に効果があります。走りこんでベビーマッサージ教室に参加されたママも、帰りは大変穏やかに落ち着いて帰っていかれます。素晴らしい事ですね。ママの慌ただしさは、赤ちゃんの性格にも将来、影響してきます。便秘も、パパやママなど周りが出たか出なかったか神経質に騒ぎ立てると、赤ちゃんも神経質になり、出なくなってしまうのです。

ベビーマッサージ教室に参加し、穏やかな時間を過ごしませんか?


 


みやき町児童館のベビーマッサージ教室は、歩みができるようになったお子さんも参加できます。また、兄弟姉妹の参加もできます。

タッチケアを学んでみませんか?



次回は、1月9日火曜日10時30分から12時までです。

お待ちしています。

お問い合わせ
児童館(こども未来センター)
TEL:0942-89-4099